帰国子女の日本語教育―ことばとの格闘

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784886832214
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0037

内容説明

帰国子女には、私どもの想像もつかない悩みごとがある。帰国子女は異文化を体験してきた子というよりも異文化の中にとびこんできた子といった方がふさわしい。初めて見る日本のトイレ。同じメニューで同じ時間に食べなければならない給食、それも生れて初めて食べる食品が多い。毎日毎日が初体験の連続であろうと思われる。

目次

国際理解教育に思う
帰国子女のみた日本の印象
外国の思い出
ことばとの格闘
南の国の陽気なお嬢さん
帰国子女のとまどいと悩み(帰国子女保護者会の記録から)
教育相談から(教育相談記録薄より)
補習教室の子どもたち
言語保持教室
帰国子女交流会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぺ(こと悩める母山羊)

1
帰国後の子供たちの日本社会への復帰、遅れている日本語や授業を取り戻すための努力を考えると、子供が不憫になってくるが、その子供たちの作文を読んでいると、日本で暮らしているだけでは得られない、文化を客観的に比較するという視点から自分の状況を分析している子供もおり、本人たちも決して後悔していないことうかがえ、ネガティブなことばかりではないと親の視点から思うことができた。2010/01/16

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