内容説明
ミュージシャンとして、アクターとして、そして何よりもヒューマニストとして、コッポラをはじめ、キース・リチャーズ、スプリングスティーンといった並み居る“こだわり派”を魅了してやまない、鬼才トム・ウェイツ。そんな彼の半生記『Small Change‐A Life of Tom Waits』が遂に編訳をみた。
目次
酔いどれ野郎に酔っちまった
1 遅れてやってきたビートニック
2 俺と恋には落ちないように
3 ピアノが酔っちまった
4 ハリウッドからのハートアタック
5 ドゥビ・ドゥビ・ドゥー・ルネッサンス
6 ノスタルジアの反逆者
7 時空を超える天使の旅
聖なるカメレオンマンに乾杯!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
7
古本屋で見つけた本。酔いどれ野郎という印象のトム・ウェイツの半世記。彼の活動は音楽だけでなく、映画や演劇にも広がって賛否両論あるが、やはり鬼太郎飴のように、どこを切っても金太郎なんだなぁと思う。「訳者あとがき」も良い感じだった。久しぶりに彼の音楽を聴きたくなった。2019/12/10
junne
3
なんとなくこの著者大丈夫かなと思いながら読んでたのだが、訳者あとがきを読んだら訳者も大丈夫じゃないと思ってたことがわかった笑2024/05/06
yasuuu
2
再読。 本当にミステリアスなミュージシャンだなあ。 久しぶりに聞きたくなってきた。2021/03/31
シミバチョフ
1
デビューアルバムを誉めるあまり、それ以外には結構辛口で、他のアルバムを聴く気が削げるという珍しいアーティスト本。結局デビューアルバムをひたすら聴くことになった。2011/09/25