出版社内容情報
地域の保全を踏まえての土地改良の価値を明らかにし、実務を通して土地改良のなんたるかを問い、いかに発展させるか、国土の将来をどう考えるかを論じている。
序(佐藤俊郎)
序論 農業は土地改良から始まった(武藤博忠)
第1編 農業における水利用と地域性
第1章 利根川中流域における利水と水利調整(新家子幹雄)
第2章 旭川(横手川)流域における用水慣行の変容と分度(寺田義久)
第3章 九十九里平野における水利用の展開と農地保全(丸 豊)
第2編 用水技術の史的展開と土地改良
第1章 花宗川流域のクリーク灌漑と土地改良(増野途斗)
第2章 尾張平野における用水技術の展開と国土保全(中村好男)
第3章 板羽目堰、藤原式揚水車を中心とした用水技術とその維持管理(森友利行)
第3編 地域における河川水利用の歴史とその発展
第1章 十二貫野用水の開疏と巻江-水との苦闘史-(富山県見試研究会)
第2章 享保期における廃村復興と川除普請の一例-相模国酒匂川流域の事例を中心として-(高瀬和昌)
第3章 善光寺平における水利開発の史的展開(内山秀一)
第4編 地域水利の維持管理と今日的課題
第1章 管理面からみた土地改良の現状と課題-埼玉県の事例を中心として-(谷内功)
第2章 今治平野における調水と地域保全(阿野彰介)
目次
序論 農業は土地改良から始まった
第1編 農業における水利用と地域性
第2編 用水技術の史的展開と土地改良
第3編 地域における河川水利用の歴史とその発展
第4編 地域水利の維持管理と今日的課題
第5編 水の行政と国土保全



