内容説明
関東・小田原北条氏の戦略!風雲急を告げる!小田原の役。北条氏政・氏直が治める伊豆・関八州に豊臣秀吉の大軍が襲来!その時、江戸前島・日比谷入り江の情景を俯瞰する。北条全軍は出撃・野戦・篭城戦か?防御・普請を急ぐ。
著者等紹介
加藤美勝[カトウヨシカツ]
1935年宮城県生まれ。山形大学卒業、東北大学工学研究科聴講研究生。三菱地所株式会社本社勤務、定年退職。著述研究者となる。歴史研究を経て、小説は、『戦国北条記』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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獺祭魚の食客@鯨鯢
8
昨年の真田丸で秀吉と家康のはざまでむざむざと歴史の敗者となってしまったが、地元の武蔵、相模では徳治であったと評価されている。隣国の今川や武田、上杉とも渡り合い民の生活を守るべく努力を続けた。武田は農閑期に軍勢を作って関東地方になだれ込み略奪を繰り返したという。それだけ豊かな地域でもあったということでもあるが、相模という全国レベルのネームバリューを持つ鎌倉を領地内に持つことの誇りがあったからではないか。日本の歴史の主役に上り詰めることはなかったが、いつかは大河ドラマの主役にはなってほしい。2017/05/03
一城別郭
1
豊臣秀吉による小田原北条攻めの話。江戸に勤務する一侍の視点から、江戸の街や人々の暮らしを紹介する所はいいが、言葉使いに現代的な所があったり、文章が読みにくい箇所があるなど、気になる点が幾つかあった。2011/07/02
Ryuji
0
★★★
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- 洋書
- The Extincts