紙の窓

紙の窓

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886641922
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

鴻の鳥が運んだ悲しくも激しい愛の物語。但馬の風土を背景に、男女が織りなす愛と死。やがて復活した鴻の鳥とともに再会する父と娘…。「滅びと蘇生」の大地に、著者渾身の作品が鴻の鳥とともに蘇る。

著者等紹介

水嶋元[ミズシマハジメ]
1930年生まれ。神戸大学教育学部卒業。小中学校教師をしながら当初、神戸の作家の白川渥氏に師事。退職後、短大講師を経て平成5年但馬文学会を有志と結成。同人誌『野火』を主宰し、神戸新聞文芸紙に三度入選を契機に、文芸選考委員で作家の島京子氏の指導を受けながら今日に至る。主な著書として中世足利時代の但馬を粛心に山陰山陽を支配した『山名宗全』、並びに近代生野鉱山を描いた『黄金の山中』、戦国終末の竹田城物語の『残月』等、主として時代小説を著しふる里の文学振興に努める。平成17年の『風雲の但馬―明治 わが維新の里』は井植文学賞の佳作となる。2004年兵庫県より「ともしび賞」を受ける。日本ペンクラブ会員、但馬芸術文化会議に所属し『野火』拡充に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品