出版社内容情報
梵字を学ぶためのわかりやすい入門書です。聖なる文字とされる梵字による十二支の守り本尊、十三仏とその真言、卒塔婆の梵字などが学べる一冊です。
第一章梵字仏の初歩知識・第二章書写の作法と基本練習・第三章梵字仏書写の実際・第四章暮しの中の梵字仏
美しい梵字を書写する喜び! アジアのルーツの祈りの文字である梵字を学ぶ。梵字の正しい字形と筆順がわかる入門書。
特別付録として、1梵字般若心経の手鑑、2サンスクリットでの般若心経CD、3瞑想に使える阿字観作品を収録。
内容説明
誰でもできる流麗荘厳な梵字仏の書写。書写のこころ、基本運筆をやさしく解説した入門書。
目次
第1章 梵字と梵字仏の初歩知識(聖語としての梵字の歴史;種子のもつ深遠な哲理 ほか)
第2章 書写の作法と基本練習(梵字仏書写の心得;大切な用具の選択 ほか)
第3章 梵字仏書写の実際(阿吽;釈迦三尊 ほか)
第4章 暮しの中の梵字仏(梵字の点画と装飾体;暮しと仏 ほか)
著者等紹介
三井〓円[ミツイチョウエン]
明治30年山梨県に生まれる。大正9年ベルリンとミュンヘンの両工科大学に学び、高速度内燃機関を研究、工学博士の学位を取得する。昭和6年帰国後、永平寺の名僧大森禅戒師および京大の天沼俊一博士に師事し、仏教石造美術および梵字の研究を積む。戦後まもなく三石造形美術院を創立。大菩薩峠宝塔、川崎大師平間寺の開基・平間兼乗氏の供養塔、川崎大師の石彫金胎両界の法曼荼羅など数多くの秀作を発表。仏教精神に基づく精神文化の向上発展を願い、その半生を梵字仏の布教と梵字を正しく、美しく書写することをモットーにした梵字仏書道の普及に尽くした
窪田成円[クボタジョウエン]
昭和15年東京生まれ。15年間三井〓(ちょう)円氏に師事し、梵字の研究・梵字仏布教活動に30年間たずさわる。現在、国際梵字仏協会会長。梵字書道講座の主宰者として国際梵字仏協会・直伝講座・通信講座・NHK学園オープンスクール・NHK文化センターなどの梵字講師。2000年スリランカ・ミヒンタレーに梵字納仏平和仏舎利塔造立。2001年インド・サンスクリット大学名誉文学博士号受賞。2002年スリランカ・ミヒンタレーに国際梵字文化センターを完成。日本のインド大使館、川崎大師、NHK学園など各地で梵字マンダラ展を催す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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