内容説明
南京事件は事実無根!南京を攻略した日本軍の軍紀は厳正で、南京事件がおきる要因はなかった。戦後、外務省は南京事件を認めたが、その根拠はない。南京事件は宣教師が捏造し、欧米の記者が協力して中華民国が宣伝したプロパガンダのデマである。
目次
第1章 南京事件はこうしてつくられた
第2章 日本軍の軍紀・風紀を考える
第3章 南京事件の日本の受けとめかた
第4章 日本が南京事件を認めたのは昭和五十七年
第5章 捕虜に対する日本軍の方針
第6章 歴史の事実とされる南京事件
著者等紹介
阿羅健一[アラケンイチ]
昭和19年、仙台生まれ。東北大学文学部卒業。会社員を経て、昭和57年の教科書誤報事件をきっかけに南京事件の調査を始める。月刊誌「正論」に調査を執筆し、その後、近現代史の研究まで広める。現在、南京戦の真実を追求する会・会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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南北
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本書は南京事件について当時の日記や関係者の証言などから大規模な非戦闘員の殺害が行われたことはないと主張している。南京事件は中華民国の国民党の宣伝戦としてでっち上げられたものであり、その後、鄧小平の時代に中国共産党内部の権力闘争の影響で教科書問題で取り上げられて再燃したのである。当時は帝国主義の時代であり、中華民国は内乱状態で、便衣兵という国際法違反の行為を繰り返していたので、「非戦闘員」の殺害が皆無だったわけではないが、いつまでも南京事件があったという妄想を続けていても真実は見えてこないと思う。2023/04/25