内容説明
いち早く「当選確実」を打ち出す選挙報道。他の報道機関を圧倒する人員と物的支援の災害報道。記者としての働きがいと労働環境。23年間の勤務を通して著者が垣間見たNHKの実態と問題点を明かす。
目次
第1章 金銭感覚が麻痺したNHK職員
第2章 受信料名簿の流用
第3章 忖度する報道姿勢
第4章 NHK選挙報道の実態
第5章 NHK記者の働く環境
第6章 アイドル騒動をめぐるトラブル
第7章 NHK幹部の無責任体質
第8章 災害報道の現場と後方支援
第9章 メディアスクラムの危うさ
第10章 高額過ぎるNHK受信料
著者等紹介
大和大介[ヤマトダイスケ]
昭和39年新潟県生まれ。昭和62年、朝日新聞社入社。山形支局、宇都宮支局を経て東京社会部で宮内庁担当などを経験。平成9年にNHKに転職し、新潟放送局に着任。以降、横浜局を経て水戸局などでニュースデスクを担当。平成23年に東京のネット報道部に移り、NHKのNEWSWEBサイト担当デスクを4年間務めた。平成29年に新潟放送局にニュースデスクとして着任、選挙担当などを務めた。令和2年8月、NHKを退職。現在はフリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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