目次
遠い日の「甘くて、美味い」思い出―バナナ・サンドウィッチ・豚カツ
六年間、壊れなかった自慢のランドセル―それは「姑への気遣い」だったと気づく
校長先生が家にやって来た!―「祖母の葬儀」にまつわる思い出
明敏で譲らぬ「荘八の母」、涙もろい「荘八の父」―祖母にねだった“伯父さんからの甘納豆”
「荒ぶる神」の来訪だった―伯父の帰省は「ハレ」の出来事だった
度外れていた喜怒哀楽―孝心を示す、傷心の母宛ての「悔やみ状」
伯父夫婦と、「婿取り娘」の母との関係―「兄嫁と小姑」の微妙な綱引き
毎年、三ヶ月近くわが家に滞在した「桐生のおばあちゃん」―挨拶をする素面の伯父はまことに「行事の良い紳士」だった
「人間性の善良さを物語る」“明るい酒乱”―新田次郎氏曰く「とにかくびっくりしましたですねえ」
「けいこ」でも、「本番」でも、泣いた“世田谷団十郎”―「芝居後の山岡さんは“水気”が失せていた」〔ほか〕
著者等紹介
山内健生[ヤマウチタケオ]
昭和19年11月、新潟県北魚沼郡小出町(現・魚沼市)に生まれる。亜細亜大学商学科、立正大学史学科を卒業後、神奈川県立高校に奉職。全日制課程勤務の後、夜間の定時制課程に移る。その傍ら國學院大學大学院に学び、文学研究科博士課程後期(神道学専攻)を単位取得満期退学。亜細亜大学講師(昭和59年度~平成26年度)、拓殖大学政経学部講師(平成9年度~同26年度)、拓殖大学日本文化研究所客員教授(平成14年度~同28年度)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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