内容説明
未曾有の敗戦から奇跡的な復興を遂げた日本。その背景には昭和天皇が天智天皇から受け継いだ大化改新の精神がある。日本人が忘れたもう一つの敗戦“白村江の戦”を探り、千年の時空を超えて甦る壮大な敗戦復興史。
目次
序説 日本人が忘れたもう一つの敗戦
第1章 歴史学者・白鳥庫吉の帝王学
第2章 大化改新から百済の役へ
第3章 運命の白村江
第4章 幻の湖都・大津宮
第5章 国土防衛の礎
第6章 近江荒都と壬申争乱
第7章 天智天皇鑽仰の歩み
第8章 近江神宮創建までの道のり
第9章 昭和動乱と皇室の危機
第10章 新日本建設と昭和の中興
むすび―国家千年の大計へ
著者等紹介
山本直人[ヤマモトナホト]
昭和48年生まれ。東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。東洋大学東洋学研究所客員研究員、国際日本文化研究センター共同研究員を経て、東洋大学非常勤講師。文藝同人誌『昧爽』主宰。水戸史学会会員他。専攻は近代批評文学、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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