内容説明
平成23年度拓殖大学日本文化研究所公開講座。自己拡大を続けていく日本文明の核心にあるものは何か。豪華執筆陣が日本文明の本質を徹底的に検証し、その核心と重層性に迫る。
目次
第1章 「日本文明論」への視座(田中英道)
第2章 国体と文明―和とまことにおける自己と他者(西尾幹二)
第3章 日本語の哲学へ(長谷川三千子)
第4章 「アジア主義」の超克(古田博司)
第5章 美学と死生観(井尻千男)
第6章 日本文明における「理性」と「自由」(小堀桂一郎)
第7章 日本文明とシナ文明―その接点と境界(北村稔)
第8章 異文化受容の衝動と逆説―自己確認と自己拡大の文明・精神史(遠藤浩一)
著者等紹介
遠藤浩一[エンドウコウイチ]
昭和33年、石川県金沢市生まれ。昭和56年、駒澤大学法学部卒業。民主党広報部長などを経て拓殖大学大学院教授、日本文化研究所所長、国家基本問題研究所理事・企画委員。平成22年第10回産経新聞正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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