内容説明
武徳開眼、平成二十三年度武道必修化への提言。本書では「回り道の議論」を避け、現実的に道徳意識の根付いた社会を創るため、あえて「道徳」「ココロ」の教育論を捨て去り、「身体」「カラダ」で感得し無意識に修得する習慣としての「規範」や「型」に、道徳教育の「拠り所」を求めることを推奨する。
目次
第1部 武徳へのいざない(道徳教育「ココロ」から武徳教育「からだ」へのパラダイムシフト―教育カリキュラムとしての「規範」と「型」;道徳か?道徳科?―科目化の意義を問う;Moral‐hazardとZero‐tolerance―規範と罰、寛容さのない規律指導の重要性;武徳のすすめ;ココロ「道徳」から身体「型」へ―ココロを耕すよりカラダの我慢を;公教育と学校のあるべき姿)
第2部 日本拳法十法(心技体一如;日本拳法五法;日本拳法稽古五法)
著者等紹介
白石茂樹[シライシシゲキ]
昭和39年、福岡県生まれ。関西学院大学卒業。安全保障・教育評論家。日本警備防犯協会常務理事、ボディガードスクール講師、茶之湯極浄会講師、武士道協会会員
猪狩元秀[イガリゲンシュウ]
昭和25年、東京都生まれ。日本大学卒業。特定非営利活動法人日本拳法協会理事長・主席師範・九段、警察大学校逮捕術講師、社団法人日本スポーツ吹矢協会常務理事、K‐1GP元チーフレフェリー、キックボクシング元世界チャンピオン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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