内容説明
内戦・被占領・強制収容・米国移民―「日本人の逆境における行動原理とは何か?」の答え。
目次
第1章 戊辰戦争とアメリカ南北戦争
第2章 アメリカ軍による日本占領時代(マッカーサーの占領政策;占領政策にたった一人抵抗した男)
第3章 日系アメリカ人強制収容(強制収容所;日系二世部隊の成立と戦場参加;日系二世の戦後)
第4章 シベリア捕虜強制労働収容所(ラーゲリ)(シベリア「民主運動」;シベリア「民主運動」の展開;「民主運動」の嵐;「スターリンへの感謝状」;信念を貫いた人たち;知識人の反応)
第5章 日本民族の資質
第6章 日本民族の資質が生んだ「自虐史観」(家永三郎「太平洋戦争」;うそを書いた人たち)
著者等紹介
鈴木敏明[スズキトシアキ]
昭和13年、神奈川県生まれ。昭和32年、県立鎌倉高校卒業。外資系五社を渡り歩いて定年。定年後著作活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Honey
8
いろいろ思いが起こり過ぎて… とにかく、ベストセラーにしたい本です。長所と短所は表裏一体という当たり前のことでも、自分のこととなるとそれぞれ別々の事のように観て、否、見たくないところは観ないようにして、器用に生き延びてきた日本人。いま一度、自らの素の姿を鏡に映すように歴史を振り返り、それから今の時代を眺め直して、日本人としてのより美しい生き方を模索したい、そんな気分です。2013/02/23
ひろただでござる
0
書名から想像した印象とは真逆の読後感。読み続けるのが少し辛くなってえらい時間がかかってしまった。逆境に陥ったときどうしたかの結果を後で安全な場所にいる(国籍以外)無関係な人間がその是非を云々するのは適当ではない…とは思うもののこれだけ変節漢を並べられると情けなくなる。でも第442部隊のことは弁護したい気がする。2022/02/20
Katsusuke Taira
0
test2019/02/17