内容説明
大東亜戦争は負けたのではない―戦時中に米ソの冷戦を予測し、終戦工作と次なるグローバリズムの時代を提言した仲小路彰。厖大な著作からグローバリズム思想の核心を抽出し、知られざる哲学者の現代的意義を再発見する。
目次
第1章 仲小路彰の生涯(仲小路彰記念事業会準備会編『懐想 仲小路彰』による)
第2章 グローバリズム思想の歩み―戦中・戦後における提言と工作
第3章 グローバリズムとは何か
第4章 グローバリズム思想の基本的な概念(『未来学原論』による)
第5章 世界各国国民・民族の深層心理(『未来学原論』による)
第6章 未来文明のモデル―日本
補章 アメリカ発グローバリズムに逆らって
著者等紹介
野島芳明[ノジマヨシアキ]
大正14年、東京生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。拓殖大学海外事情研究所研究員を経て、執筆活動に従事。日本戦略研究所主任研究員。文明史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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