目次
第１篇 序論（国体に対する敗戦後の諸観念の吟味；亡国的国体明徴；将来の日本の課題としての国体）
第２篇 国体の概念（総論；「国体」なる語の起源 ほか）
第３篇 国体学論（既成国体論の概観；科学的国体学）
第４篇 国体と天皇制（「天皇制即国体」論；「天皇制即国体」論への反動）
第５篇 国体学基礎論（学問的基礎；生命弁証法；人間生命論）
著者等紹介
里見岸雄［サトミキシオ］
明治３０年３月１７日生まれ。大正９年早稲田大学哲学科卒業。１３年兵庫西宮に里見日本文化研究所を開設。１５年機関誌「日本文化」創刊。昭和３年国体科学連盟を結成。７年研究所を京都吉田に移し国体主義同盟を結成。１１年２月１１日、日本国体学会を創立。１６年立命館大学法学部教授に就任（憲法担当）するとともに報知新聞客員。１７年法学博士の学位を受く。立命館大学に国体学科が創立され主任教授。３１年（宗）立正教団創立。４９年４月１８日死去
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