出版社内容情報
高等学校教科「情報」の教職課程必修科目の教科書!
教職を志す学生、これから社会に出る学生はもちろん、IT産業で働く人にとっても必要となる基本的な知識が総合的に学べます。
IT技術は急速な進展を遂げており、企業などの情報システムの開発に従事するIT技術者を取り巻く状況は大きく変化してきている。ただし、どのような技術の発展や経済状況であろうがIT技術者として従事するものには、IT技術者として必要な、不変的なモラルや勤労観があると考える。
この考えをもとにして、本書は、これから社会に出る学生を対象とし、IT技術者はもちろんIT産業で働く人にとって必要となる基本的な知識および情報が理解できるようになることを目的にした。
基本的で、こんなに簡単な、と思われるような用語でもその場で確認ができるよう、できるだけ説明を行うようこだわった。なぜならIT技術者は、その生涯において様々な業界で仕事し、様々な業界の人たちとコミュニケーションをとることが多い。その際IT技術者は、ついつい専門用語で話すことがある。そのため相手に内容が本当に伝わるよう用語の確認をする習慣を是非つけて欲しいからである。
はじめに
第1章 コンピュータの歴史
1.1 コンピュータの始まり
1.2 メインフレーム時代
1.3 クライアント・サーバ時代
1.4 Webコンピューティング時代
1.5 クラウドコンピューティング時代
第2章 情報産業の現状と将来
2.1 i-Japan戦略2015
2.2 ビッグデータの活用
2.3 スマートコミュニティの実現
第3章 ITの職種
3.1 職業分類と情報処理技術者試験
3.2 IT人材に求められる職種
3.3 マルチメディア系の職種と資格
3.4 医療情報技師資格
3.5 その他の民間資格、ベンダ資格
第4章 情報モラル
4.1 IT技術者の倫理観
4.2 情報社会の法制度
4.3 ハイテク犯罪
4.3.1 ハイテク犯罪の分類と検挙件数
4.3.2 マルウェア
4.3.3 ハイテク犯罪対策
4.3.4 認証とパスワード管理
4.3.5 人為的脆弱性
4.3.6 ハイテク犯罪の手口
第5章 情報産業における業務の把握
5.1 情報産業における業務
5.1.1 共通フレーム2013における業務
5.2 プロジェクトについて
5.3 プロジェクトの進め方
第6章 IT技術者の勤労観
6.1 労働環境の変化
6.2 IT技術者の勤務状況と勤労観
索引
目次
第1章 コンピュータの歴史
第2章 情報産業の現状と将来
第3章 ITの職種
第4章 情報モラル
第5章 情報産業における業務の把握
第6章 IT技術者の勤労観
著者等紹介
廣石良雄[ヒロイシヨシオ]
電子開発学園メディア教育センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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