出版社内容情報
本書は、教育機関における情報処理関係の講義用テキスト、企業における教育用・研修用テキストとして書かれた本です。
情報処理推進機構(IPA)が実施する基本情報技術者試験(レベル2)の最新シラバスに対応しています。
本書は、多くの分野から成立している“インフォメーションテクノロジ(IT)”のうち、その基礎理論、コンピュータを成立させているハードウェアやソフトウェアなどのシステムについて、基礎から学ぶためのテキストです。
情報処理試験における「基本情報技術者試験」の出題範囲のうち、基礎理論、コンピュータシステム、技術知識の分野を包含しており、姉妹書『ネットワークとシステム開発の基礎 第2版』と併せ、テクノロジ系の範囲を網羅しています。
はじめに
第1部 ITの基礎理論
第1章 基礎数学
1.1 離散数学
1.1.1 基数
1.1.2 数値の表現
1.1.3 算術演算と精度
1.1.4 集合
1.1.5 論理演算
1.2 応用数学
1.2.1 確率
1.2.2 統計
1.2.3 数値と数式
1.2.4 グラフと待ち行列
第2章 情報理論
2.1 情報に関する理論
2.1.1 情報と符号
2.1.2 情報の理論
第3章 通信と制御の理論
3.1 通信に関する理論
3.1.1 伝送理論
3.2 制御に関する理論
3.2.1 信号の処理
3.2.2 制御の理論
第2部 コンピュータとシステム
第4章 コンピュータの構成要素
4.1 コンピュータの構成
4.1.1 コンピュータの種類
4.1.2 コンピュータの構成
4.2 メモリ
4.2.1 メモリの種類と特徴
4.2.2 メインメモリの構成
4.2.3 メモリシステムの構成
4.3 プロセッサ
4.3.1 プロセッサの構造と方式
4.3.2 プロセッサの動作原理
4.3.3 プロセッサの性能評価
4.3.4 プロセッサの技術
4.3.5 プロセッサの種類
4.4 入出力装置
4.4.1 バス
4.4.2 入出力インタフェース
4.4.3 入出力装置
4.5 補助記憶装置
4.5.1 記憶媒体とファイル
4.5.2 磁気ディスク装置
4.5.3 光ディスク装置
4.5.4 その他の補助記憶装置
第5章 システムの構成要素
5.1 システムの形態
5.1.1 処理形態
5.1.2 利用形態
5.1.3 操作形態
5.2 システムの構成
5.2.1 信頼性の向上を目指したシステム構成
5.2.2 信頼性の向上を目指したサイト構成
5.2.3 処理能力の向上を目指したサイト構成
5.3 信頼性設計
5.3.1 ハードディスク技術
5.3.2 信頼性設計
5.4 システムの評価
5.4.1 システムの性能指標と評価
5.4.2 システムの信頼性指標と評価
5.4.3 システムの経済性指標と評価
第6章 電気と制御
6.1 電気・電子回路など
6.1.1 電気・電子回路
第3部 オペレーティングシステムとソフトウェア
第7章 オペレーティングシステム
7.1 OSの基礎
7.1.1 OSの種類と特徴
7.1.2 OSの構成と機能
7.2 OSの管理機能
7.2.1 ジョブとタスク
7.2.2 データと記憶
7.2.3 ネットワークと運用
第8章 ミドルウェア
8.1 ミドルウェアの機能
8.1.1 ミドルウェアの機能
第9章 ファイルシステム
9.1 ファイルシステムの機能
9.1.1 ファイルシステムの種類
9.1.2 ファイル編成とアクセス手法
9.1.3 バックアップ
第10章 開発ツールとオープンソースソフトウェア
10.1 開発ツール
10.1.1 ソフトウェア開発支援ツール
10.1.2 EUCとEUD
10.1.3 言語処理ツール
10.2 オープンソースソフトウェア
10.2.1 ライセンス
10.2.2 オープンソースソフトウェアの種別
第11章 ヒューマンインタフェース
11.1 ヒューマンインタフェース技術
11.1.1 IAとヒューマンインタフェース
11.2 インタフェース設計
11.2.1 画面設計・帳票設計
11.2.2 コード設計
11.2.3 Webデザイン
第12章 マルチメディア
12.1 マルチメディア技術
12.1.1 マルチメディア
12.1.2 マルチメディアコンテンツ
12.2 マルチメディア応用
12.2.1 マルチメディアの応用技術
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目次
第1部 ITの基礎理論(基礎数学;情報理論;通信と制御の理論)
第2部 コンピュータとシステム(コンピュータの構成要素;システムの構成要素;電気と制御)
第3部 オペレーティングシステムとソフトウェア(オペレーティングシステム;ミドルウェア;ファイルシステム ほか)