NPOと行政・協働の再構築―これまでの10年、これからの10年

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  • サイズ A5判/ページ数 118p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784886461834
  • NDC分類 335.8
  • Cコード C0036

内容説明

協働とNPOの役割をNPOの原点に返って検討する。地方自治体が直面している「指定管理者制度」等、協働の観点から捉え直し、NPOと自治体の協働確立の試金石にする。協働のルール化、システム化を完成させる。本書は、この3点を検討することを通じて協働をさらに高次元の場に移行することを意図したものである。

目次

第1章 新しい「協働」とNPOの役割(「協働」への序曲;「協働」の課題と実験;NPOプラットフォーム戦略による「協働」)
第2章 協働の仕組み(協働の仕組み―条例;協働の仕組み―法人格;協働の仕組み―協働管理)
第3章 協働のシステム化に向けて(協働課題の解決に向けて;「協定書」をつくる;協定書が示すもの)

著者等紹介

山岸秀雄[ヤマギシヒデオ]
1946年生まれ。法政大学社会学部卒業、日本電信電話公社(現NTT)を経て現在に至る。(特活)NPOサポートセンター理事長/(株)第一総合研究所所長。明治大学客員教授、白鴎大学客員教授。国土審議会専門委員、中教審生涯学習分科会委員、文科省「生涯学習分野におけるNPOの実態に関する調査研究会」(座長)

菅原敏夫[スガワラトシオ]
1951年生まれ。1980年代初頭、非営利組織全般ではなく、市民活動組織を「NPO」と呼ぼうと提唱。90年代に入ってNPO法制定市民立法活動に従事。いくつかの省庁、自治体で協働のあり方を検討する委員会などに参加。社団法人東京自治研究センター研究員、JCA‐NET(インターネット通信NGO)代表、ネイバーフッドジャパン(日米市民交流NGO)代表、(特活)NPOサポートセンター副理事長

粉川一郎[コガワイチロウ]
1971年生まれ。筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。専門は、オンラインコミュニティ、NPO及び行政評価、行政と市民のパートナーシップ。藤沢市市民電子会議室の立ち上げ時より世話人として参加。一方、三重県において、NPOセクターの情報化支援を市民とのパートナーシップを元に取り組み、三重県生活部NPO室市民プロデューサーとして県のNPO施策形成に2003年まで関わる。現在、公益の評価をミッションとする(特活)コミュニティ・シンクタンク「評価みえ」の代表を務める。2003年より(特活)NPOサポートセンター事務局長、2004年より武蔵大学社会学部メディア社会学科専任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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