内容説明
本書は傑出した労働指導者シドニー・ヒルマンの物語であるとともに躍動感あふれるアメリカ現代労働運動史でもある。いま未曾有のデフレからの脱出に悪戦苦闘しているわが国の労働運動にとって、示唆するところが少なくない。
目次
上巻（青少年時代；シカゴ時代―一九〇七～一九一一；仲裁活動；合同衣服労組の設立；英雄時代―一九一四～一九一九 ほか）
下巻（大不況／恐慌期の指揮―一九二九～一九三三；ニュー・ディール／ワシントンのヒルマン；ＣＩＯの台頭―一九三五～一九三七；ＴＷＯＣ／労働陣営の内戦―一九三七～一九三八；ロビー活動 ほか）
著者等紹介
牧田陽一［マキタヨウイチ］
１９３７年北海道岩見沢市に生まれる。１９５９年北海道大学経済学部卒業と同時に北海道労働金庫に就職する。１９９７年全国労働金庫健保組合の勤務を最後に労働金庫を退職する。この間、全国労働金庫労働組合連合会（専従役員）、（社）全国労働金庫協会、労働金庫連合会、（株）労金カード・サービス、労働金庫研究所で勤務する
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