内容説明
駅荷物置場のトランクから流れ出るネバついた液体は不吉な人生を予感させていた―それから65年、今も残忍な殺人鬼としてアメリカ人の心に焼きついているウィニー・ルース・ジャド。彼女“虎の女”の謎めいた事件がついに明らかになる。根強く残る冤罪説をめぐって、膨大な資料を調べ、1000人以上にインタビューし、80歳を過ぎたウィニー・ルース・ジャドにも“あの頃”の出来事を聴いた著者会心のノンフィクション。
目次
ロサンジェルス行き最終列車
親友
大捜査網
フェニックス、悪の巣窟
ハッピー・ジャック
降伏
告白合戦
起訴
裁判
不正
ウィニー・ルース・ジャドついに語る〔ほか〕
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- 和書
- 茶室露地大事典