感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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三波は著者にとって、絶対的リーダーだったという。権力者という意味ではない。てんぷくトリオの方向性を示すとともに、全責任を負ってくれたということ。その三波の突然の訃報に腰が抜ける著者。自分で運転もできず、マネージャーに迎えに来てもらい、三波のもとに向かったという。著者にとっても、関係者やファンにとっても、あまりにも大きい存在だった。個人的感想だが、笑点も三波司会時代が一番面白かった。歌丸師と小円遊師を対立させたり、今思えば、三波は大喜利を「コント」と看做し、脚本演出していたのかもしれない。2023/02/19