内容説明
文学、哲学、神学、法学、歴史書、医学書、聖書など、多岐にわたる文献を駆使して、両性関係を文化史的、精神的に明らかにする。
目次
「性の革命」
神々の系譜
形象と思想の間
プラトンとアリストテレス
国家と日常におけるギリシア人の生活
遊女
エトルリア人における両性の邂逅
ローマ人の生活における男と女
初期ユダヤ教とその後における両性の見方
エッセネ派と初期キリスト教
パウロ以後、アウグスティヌスまで
アラブおよびアキテーヌの伝統の洗練。恋愛の発見
魔女としての女
トリスタン現象の多層性
著者等紹介
鎌田道生[カマタミチオ]
1941年生まれ。関西学院大学教授。専攻、20世紀ドイツ語圏のモダニズム文学
孟真理[モウマリ]
1959年生まれ。神戸女学院大学教授
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