内容説明
別れ霜とは、春も終りを告げる八十八夜の前後に置くおそ霜のことである。短い命を愛に燃えて生きた礼子、静かに見守り続けた綾。動と静―対照的ながら、おのれの生き方にこだわった若い二人の女性。清々しい愛の形。
著者等紹介
田村貞男[タムラサダオ]
総合燃料商社に25年間勤務、販売店の開拓と指導育成業務を担当、取締役を最後に退職し「営業と企画の相談室」を開設。民生用エネルギーと住宅設備関係の分野で活躍。LPガス元売り、ガス機器メーカー、卸商、小売店等の顧問コンサルタントとして全国各地で講演、経営相談、営業指導、イベント企画等に活躍中。専門誌「月刊LPガス」に15年間継続執筆。「会津ガス物語」等朝日新聞ローカル紙に「ふるさとの歴史」執筆。商社~販売店の情報誌、数誌に毎月掲載。群馬県甘楽町のふるさと大使。著書に『風と光りと影と』長編歴史小説(平成元年度上毛出版文化賞受賞)など。さいたま市在住
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