目次
戦後残照(ワールドカップと戦争;危うくなる「賃貸団地」 ほか)
いつもそばに本が(焼け跡の街うろつき、二行の詩に胸刺され;路上の『省察』に衝撃、机に選び抜いた八冊;歳取らぬ文章を疑い、明治大正の随筆を読む)
わが街わが友(池袋―『幸福』と『恐怖』の原型;阿佐谷―穴居は生の営みの原型 ほか)
批評の透き間(デカルトの文学;ハイカラ藤村 ほか)
文芸時評(リアリティの行方;小説の形はどこへ;今日という時代の空気)
著者等紹介
秋山駿[アキヤマシュン]
文芸批評家。1930年、東京に生れる。早稲田大学文学部仏文科卒業。評論「小林秀雄」で第三回群像新人文学賞受賞。『人生の検証』で第一回伊藤整文学賞受賞。『信長』で毎日出版文化賞、野間文芸賞を受賞。芸術院会員
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