内容説明
エッチで、危ないケンジ童話の深層を読む。
目次
1章 『銀河鉄道の夜』をめぐって
2章 『どんぐりと山猫』の授業記録―“かねた一郎”は“キリスト”をも兼ねていた
3章 『みじかい木ぺん』を読む―“キッコ”は“キリスト”になりそこねた子供である
4章 『ひのきとひなげし』を読む
5章 『若い木霊』を読む
6章 『タネリはたしかにいちにち噛んでゐたやうだった』を読む
著者等紹介
清水正[シミズマサシ]
1949年我孫子生。日本大学芸術学部文芸学科卒。現在、日本大学芸術学部教授。日本大学大学院芸術研究科教授。「マンガ論」「文芸批評論」「雑誌研究」等を担当。批評家。江古田文学会会長。D文学研究会主宰。日本文芸家協会会員
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