内容説明
雪おんな、ろくろっ首、座敷童子、蛇息子、化け猫、ダイダラボッチ、天狗…。二十四話収録。
目次
訴える骸骨―小野小町と長者の娘
雪おんなの子別れ
鬼に戻った老婆―オニの素顔
ダイダラボッチの山運び
人に懸想する木
狐族の言いぶん
今も生きている?常陸坊海尊
河童のいたずら
飴を買う女幽霊
怨みの蛇息子
婆に化けた飼猫
座敷童子の引越し
ろくろっ首の住みか
深山の天狗たち
嫉妬する絵馬のおんな
人の顔をもつ瘡
古でらの大蜘蛛
石に化ける龍
網地島の山猫
夜啼きする石
群蝶の怪と怨み蛍
僧形の魚
狸の呼びかけ
蜂の援軍
著者等紹介
三浦秀夫[ミウラヒデオ]
1933年秋田県生まれ。早稲田大学文学部在学中の56年第6回「文芸」全国学生小説コンクール入選。64年第1回「時」新人賞。フリーライターをへて65年出版社員となり94年定年退職。歴史関係の著作多
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