中国残留孤児問題の今を考える―中国「残留孤児」という名の「日系中国人」

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  • サイズ B6判/ページ数 138p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886297532
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0020

内容説明

世紀を超える“中国残留孤児問題”。帰国した残留孤児の高齢化と老後の不安・家族がぶつかる異文化の壁・青少年たちの環境と非行の増大…いまだに困難な状況に置かれ、新たな問題が発生している現状を訴える。

目次

序章 中国「残留孤児」問題の歴史的背景(中国「残留孤児」とは;中国「残留婦人」とは誰のことか ほか)
第2章 中国帰国者の現場からPart1(戦後五十年と中国「残留孤児」問題;特別身元引受人制度)
第3章 中国帰国者の現場からPart2(中国「残留孤児」という名の「日系中国人」;中国「残留孤児」のアイデンティティ ほか)
終章 中国「残留孤児」集団訪日調査を終えて(異文化・就職難・老後の不安…―「残留孤児」に残された無限の課題;中国帰国者生活実態最新調査結果概要 ほか)

著者等紹介

木下貴雄[キノシタタカオ]
中国語翻訳・通訳者、日本通訳学会会員、元大同工業大学非常勤講師。1964年中国生まれ。1982年中国の高校を卒業後、日本に帰国。1992年愛知大学法経学部経済学科卒。1995年杏林大学大学院国際協力研究科修士課程修了。「開発学」修士学位を取得。「日中友好手をつなぐ会」愛知県支部事務局長他歴任、中国帰国者自立支援通訳、在日外国人司法支援通訳、エッセイ&ポエム集「笑顔の雫」(致知出版社)編集委員会編集長、日中身障者友好交流の旅企画等、多くの社会活動に関わる。日中二カ国語新聞「東海国際新聞」編集長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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