内容説明
ふわりと肩の力をぬいて気のむくままの往来でいい。自髪の時を拾い歩く「びりおじさん」からこの時代を生きるあなたへ一束の伝言。
目次
迷えるうちが花の退屈のない毎日で(銀色の王冠をいただいて;気のむくままの往来で ほか)
にぎやかに騒ぐことしずかに黙すること(だれもが無事であるように;愚かさを気づいてから ほか)
喜びの高さと悲しみの深さ(あたりまえなものに慣れて;たずねあうこと話しあうこと ほか)
おもしろく生きてやさしく老いたい(ここまでびりできたのなら;この一日を不自由なく ほか)
著者等紹介
久保田昭三[クボタショウゾウ]
1929年生まれ。昭和44年度の群馬県文学賞を受ける
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