内容説明
本論文は、注にもあるように革命的民主主義者の歴史観の一つの典型である。ドブロリューボフはその歴史観を主として当時発行された歴史書や歴史論文を通して展開している。ここで紹介しているウストリャーロフのピョートル史に対しては、その積極的な成果を肯定的に評価しつつも、その君主主義的・自由主義的歴史観に対しては厳しい批判を展開し、そして、自分の民主主義的歴史観を展開しているのである。
目次
ピョートル大帝治世の初期/第一論文
ピョートル大帝治世の初期/第二論文
ピョートル大帝治世の初期/第三にして、最後の論文