饗宴―“愛(エロス)”をめぐる七つの話

饗宴―“愛(エロス)”をめぐる七つの話

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886291004
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C0010

内容説明

紀元前416年、ギリシャはアテナイのさるパーティーの席上、アテナイにおいて各分野で活躍している、話題豊かで話術巧みな才人たちが、酒を酌み交わしながら、愛の神エロスについての蘊蓄を披瀝し合うこととなった。その模様を再現した『饗宴』は、突如場面が変化する劇的な展開、韻文の文体をふんだんに盛り込んだ美しい表現、全編どの一句・一文まで考え尽くされた巧妙な論旨の進行、興味深い神話をよりどころにした卓抜な比喩、首尾一貫した緊密な構成、そして愛をめぐるさまざまな議論が、きらびやかに錯綜するこの上なく豊かな内容、いずれの面からも完璧な作品となった。古今東西のあらゆる書物の中で、最高傑作の一つとして認められ、哲学・倫理学・美学・教育学・文学といった、特定の学問領域に収まりきれない古典中の古典である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姫草ユリ子

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NHKの「100分で名著」から興味を持って読んでみました。最初は「ふむふむ」と読んでいたのですが、アルキビアデスの登場からBL臭がしました(こんな事書いたら怒られるかもしれないけど)あと、「自分に欠けた所があると自覚しないものは、欠けていると思ってはいないものを、欲求するはずもない」という言葉。私が愛情や知識などを求めようと思うのは「欠けている」と自覚しているからなんですね。う~ん、知識人への道は遠いなぁ。2013/07/29

s2s

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恐らくこの版。恋の形而上学。2003/05/15

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