目次
第1講 イエスは何を成し遂げたのか?
第2講 イエスと共に、過ぎ越す旅路
第3講 イエスの昇天と、聖霊の派遣
第4講 識別と選択の時代
第5講 イエスの再臨
第6講 「神の国」と、死後の世界
第7講 キリスト信者を知る
著者等紹介
来住英俊[キシヒデトシ]
1951年、滋賀県近江八幡市生まれで、神戸育ち。大学では法律を学び、司法試験を志すが、連敗。電機企業に就職。1981年に洗礼を受け、御受難修道会に入会。1989年に司祭叙階。祈りの指導に転身。教理教育に進出。「教理の学校」校長を兼任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みじんこ
4
「イエスは愛をもって、人間たちから距離をとられたのである」、盲目的に従うのではない、共に歩むことが強調されておりイメージがやや変わった。イエスもそうしたという点で、一粒ずつ拾うような生き方は色々な面で活かせると思う。天国と地獄の二分法は過酷であるとの指摘は同意で、自分も難なく天国に行ける人間とは思えないため、浄化の場としての煉獄があると辛いとはいえるがまだ希望があり、それに加えて生者の祈りの力も意味があると思える。最後に述べられている、生身のキリスト信者に会うことでまた違ったものが見えてくる可能性はある。2024/09/23
piece land
3
来住神父様のお話はいつも歯切れが良くて、正直でユーモアがあって楽しい。 そして分かりやすく考えさせられる。 今回も付箋をつけて読んだ。 「キリスト教信仰を生きるとは、 人となった神、イエスキリストと、 人生の悩み・喜び・疑問を語り合いながら、 ともに旅路を歩むことである」 その旅路の終着点は、「神の国」と呼ばれる。2014/03/09