感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
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ナーウェン神父の生涯とその霊性や著作を執筆した背景をサレジオ会司祭が紹介。人と関わるなかでの失敗や孤独から逃げることなく、傷つきながらも、むしろ痛みと向き合うことで、癒しの源である神に人々を導いたナーウェンの姿を明らかにする。巻末に、註と年譜と著作一覧。<カトリック教会の伝統の重みと狭い枠組みに囚われることなく、非常にエキュメニカルな立場をとり、思想や宗教に関係なく、人間が何よりも「愛されている存在」であることを伝えたかったナーウェンのメッセージは、普遍的メッセージとして受け取られるに違いない>に同感。⇒2023/03/21
レッド
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霊性の神学において、たびたび名前を聞いており、これからさらに静まりについて学びたい中で、どんな方なのか知っておきたいと思い、手にとってみた。意外だったのは、かなりアカデミックなところを通ってこられたということ。またそのような中で、最後の10年ほどは、障がい者の施設でアダムという方の世話をしながら、歩んでいく。これから、さまざまな本が訳されいるので、少しずつ書かれた順番で読むのもいいなと。2023/10/04