幼いイエスの聖テレーズ自叙伝 - その三つの原稿 (改訂版)

幼いイエスの聖テレーズ自叙伝 - その三つの原稿 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 402p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886261960
  • NDC分類 198.223
  • Cコード C0016

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

80
二才の時「ママ、早く死んでしまえばいいのに」と言ったのには驚くけれど、「だって、死ななくちゃ天国に行けないって言ったじゃない」と続く。テレーズの心にはいつも本物の天国が存在しているらしい。父と散歩中、花の咲き乱れる野に雷が落ちた時も、《私は怖いどころかうっとり見とれていました。神様がすぐ側におられるように思えたのです》。イエス様が「飲み物を下さる」「恵みを下さる」という表現がしばしば使われる。テレーズにとって恵みとは渇きであり苦しみでもあったのだろうか…《神の愛に焼き尽くされたい。私の天職、それは愛です》2018/09/20

優希

62
イエスへの純粋な愛を感じました。深い信仰を教えられます。短い生涯の中で、その生きる道をイエスにただひたすら仕え、想い続けたあり方の敬虔さに心打たれますね。2018/01/22

優希

44
再読です。聖テレーズの純粋な愛の心に打たれました。イエスと結婚することを本当に夢見て修道女へと導かれる慰め。神様が常に隣にいるような想いがあったに違いありません。若くして亡くなりますが、その生涯は神様に愛を捧げ続けた生涯だったのでしょう。2024/05/21

松本直哉

21
慰めのないことこそが慰めであり、与えられた苦い杯さえも甘く、流刑地でしかないこの世から軽んじられ忘れられことを喜びとするテレーズの信仰は、幼少のころに早くも芽生え、イエスとの結婚を夢見て、わずか13歳で修道院の年齢制限にも触れるにもかかわらず、どうしても尼になりたくて、ローマまで出かけて教皇に直訴するところなどを読むと、世俗化の進んだ19世紀末の西欧で、これほど純粋で強靭な信仰をもつこと自体が奇蹟のようにさえ思われてくる。ことしは生誕150年、亡き母の霊名の聖人でもある聖テレーズの祝日に読み終わる。2023/10/01

Atsushi Sakamoto

1
イエスへの愛を彼女の信仰を通して教えられた気がする。リジューのテレーズの本を毎日読むから他の本が読めない...。2012/03/20

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