感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無能なガラス屋
2
「すべてのことのうちに主を探し、見いだすまでは、何物にも立ち止まってはならない。(…)マリア・マグダレナは、墓にいた天使たちにさえも気を留めなかったのである。」2024/08/10
森野あやめ
1
十字架の聖ヨハネによる信仰指南書。 ひとつの詩にそって信仰と霊性の浄化について導く1冊。 聖書の引用も多く、聖書を通読したことのある人にすすめたい。 また、シモーヌ・ヴェイユにも多くの影響を与えているので彼女の生き方に興味のある人も是非。 特に黙想や観想の導き手が欲しい人には最適な1冊ではないかと思う。 「キリストにならう」に+して是非信仰の縁にして頂きたい。2024/01/28
硝子/しょうこ
0
キリスト教は銀河鉄道の乗船(=地球に帰らない生き方)で死後に光へ還るけど、それには生前から光に至らなくてはならないという霊操の静謐で、厳格な要求とどこかで繋がるようだ。十字架の聖ヨハネを理解すると真理の体得は、私たちの肉的なる、地球性(感覚、精神を閉ざして語られ得ない聖性に服従すること)を否定し、補足:正のエネルギーより、遥かに宇宙が尊いとする、立場。この神学ではカルメル山の登頂(空海のように、神秘、宇宙に向かう生き方)とされていて最大の霊能者である零士の美しいヴィジョンでほんとうに魂は999と共にある.2025/05/31