目次
詩集「転回点」より
詩集『神話物語』
詩二篇『ギムノペディア』
詩集『練習帖』より
詩集『航海日誌1』
詩集『航海日誌2』より
詩集『航海日師3』より
詩集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
cochou
3
この太陽はぼくのでありきみのであった、分け合ったのだ 黄金の絹の背後で耐えているのは誰? 誰が死にかけているの? 一人の女が乾いた胸を叩きながら叫んだ 「卑怯もの、あいつらはわたしの子供たちを取り上げ ボロ切れのように引き裂いたのだよ、 お前たちがあの子を殺したんだ 盲目の思考に浸り、奇妙な表情を浮かべて、夕暮れのホタルをじっと凝視しながら。」 木が緑に染めた手の上で血が乾いていた 一人の戦士がキラキラ輝く槍を傍らに引きつけてねむっている 僕らには時間がない。使者たちは正しかったのだ。2019/10/08
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