サル対策完全マニュアル

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  • サイズ B5判/ページ数 108p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784886223319
  • NDC分類 615.86
  • Cコード C0040

内容説明

ロケット花火で追い払っても、電気柵を張り巡らせても、問題は少しも解決しない。その証拠に、毎年1万頭ものサルが“有害駆除”されている。では、どうすべきなのか―。「追い上げ」こそ究極の策である。そのためには、時に、撃たねばならないサルがいる。日本のサル学50年の成果をふまえて、今、ニホンザルの生態を“見切った”著者が、万感の思いを胸に、サル対策の完全マニュアルを提示する。

目次

1 長期の目標(野生ニホンザルの保護管理について)
2 追い上げる(サルとどうつき合うか;二年目の実験;人、イヌ、サルの野生的関係)
3 宮城県ニホンザル保護管理計画
資料(全国各地の農作物被害防除対策とその利点と欠点;追い上げ実施方法;ポピュレーションを対象とした追い上げの実施イメージ ほか)
付章 フィールドサイン

著者等紹介

伊沢紘生[イザワコウセイ]
1939年東京生まれ。京都大学理学部卒業。理学博士。日本モンキーセンター専任研究員、宮城教育大学教授を経て、帝京科学大理工学部アニマルサイエンス学科教授。霊長類学、人類学専攻。白山、下北、金華山など国内各地で野生ニホンザルの生態調査を続けるかたわら、1963年から1967年までは東アフリカの原野でチンパンジーの、1971年から以後はアマゾンの密林で、新世界ザルの調査に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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