新日本の遺跡<br> 大宰府跡―古代九州を統括した外交・軍事拠点 福岡県太宰府市

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新日本の遺跡
大宰府跡―古代九州を統括した外交・軍事拠点 福岡県太宰府市

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  • サイズ 46判/ページ数 154p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886219336
  • NDC分類 219.1
  • Cコード C1320

内容説明

大宰府跡に関する著作物は多い。書店でも図書館でもよく目にする。しかし、1968(昭和43)年からはじまり半世紀以上に及ぶ計画的な発掘調査の成果を、網羅的かつ客観的にまとめたものは皆無である。なぜなら、それは単に発掘調査に留まらず、(1)長期的な発掘調査で得られた膨大な情報の把握と整理及び関連遺跡との関係性追究、(2)東アジア史・文献史学・歴史地理学・保存科学に関する多様な知識と視点、(3)文化財保護としての意識と観点、こうした多岐にわたる専門分野をバランスよく高度に分析することが不可欠だからである。筆者は大宰府跡の発掘調査に長年携わり、最新の研究成果を九州歴史資料館や九州国立博物館における展示という手法を通して、その都度わかりやすく楽しく披露してきた。この40年に及ぶ取り組みの集大成が本書であり、ついにここに筆者が求める「大宰府復元」が完成したのである。

目次

第1部 遺跡の概要―大宰府跡とは(大宰府の環境;大宰府跡の研究史と保護の歴史;大宰府の前史と機能)
第2部 遺跡のあゆみ―発掘調査が語るもの(大宰府跡の発掘調査;発掘調査成果が語る大宰府の3つの機能;大宰府跡の保存と活用)

著者等紹介

赤司善彦[アカシヨシヒコ]
1957年、福岡県生まれ。明治大学文学部歴史地理学科考古学専攻卒業。福岡県教育庁文化財保護課、九州歴史資料館、九州国立博物館等を経て、現在、大野城心のふるさと館(館長)・九州国立博物館名誉館員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしうし

2
近年の発掘調査成果を知る上で重要な書籍。特に政庁前面域の調査や条坊制に関わる研究の紹介は有益で、さらに詳しく知りたいと思った。2024/08/24

遊動する旧石器人

2
2024年3月12日発行。大宰府跡という遺跡についての1冊だが、遺跡の内容もさながら、大宰府跡が今日に至るまでどのように調査され、保存されて来たかを記した1冊でもある。そこには、今日に当然の如く存在する大宰府跡が、忘却の彼方にあった時代もあり、如何に遺し、如何に郷土の心を育むかに奮闘された歴史も垣間見える。そのような歴史を持つ福岡県内で、近代遺跡破壊を進めようとする動きは、皮肉にも好対照となってしまっている。もちろん遺跡の年代差はあるけれども、郷土のシンボルともなり得る遺跡について、考えさせられる1冊だ。2024/07/26

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