内容説明
中世武士の広域な活動拠点である本拠について、その立地や治水、信仰の場などさまざまな構成要素を分析し、東国における本拠の実態に迫る。
目次
中世武士の本拠を探る―新たな研究課題を求めて
第1部 武蔵武士の本拠、成立と発展(利仁流藤原氏と武蔵国;中世武蔵武士の成立―高麗郡の高麗氏の場合 ほか)
第2部 中世武士の本拠と禅宗寺院(中世武蔵国の「都市的な場」と禅宗寺院―河越荘を中心として;中世駿河国の「都市的な場」と茶)
第3部 中世武士と霊場(比企の観音霊場をめぐる武士たち;相模国金目郷と武士たち―三浦氏と平塚市域を考えるうえで ほか)
第4部 武士の本拠と洪水(中世東国の洪水と堤防;中世武蔵国における宿の形成―入間川宿を中心に)
本書の結論と課題
著者等紹介
落合義明[オチアイヨシアキ]
1967年埼玉県に生まれる。2001年東海大学大学院文学研究科史学専攻(博士課程)修了。博士(文学)。現在、大東文化大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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