内容説明
郡評制が施行された大化改新以後、地方豪族層―国造氏族―が推進した仏教寺院造営の目的と意義を在地側の視点から考察し、かれらがいかに在地支配を継承・維持したのかを解明する。
目次
古代地方寺院研究の現状と諸問題
第1部 各地域における国造と古代寺院の成立(毛野国造と古代寺院;常陸・上総・下総の国造と古代寺院;相模・南武蔵の国造と古代寺院の成立;参河国造と古代寺院;尾張・美濃の国造と古代寺院;若狭の国造と古代寺院;針間国造と古代寺院;吉備国造と古代寺院;四国の国造と古代寺院;出雲国造と古代寺院;筑紫国造と古代寺院)
第2部 国造制の解体と地方寺院の諸問題(国造氏族と古代寺院造営の意義;国造制の解体と評制の成立;神郡の成立と古代寺院;郷名寺院の諸問題)
地方豪族と地方寺院研究の課題
著者等紹介
三舟隆之[ミフネタカユキ]
1959年東京都に生まれる。1989年明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。現在、東京医療保健大学医療保健学部教授。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- アニ*カレ『フレイヤ連載』 46話 「…