出版社内容情報
序 章 問題の所在
第?部 平安貴族社会の儀礼と秩序
第一章 曲水宴の政治文化
第二章 院政期の大学寮と学問状況
第三章 釈尊における三牲
第四章 釈奠と穢小考
第五章 軍記物語に見る死刑・梟首
第?部 荘園整理令と政治秩序意識
第六章 一一世紀中期の荘園整理令について
第七章 寛治七年荘園整理令の再検討
第八章 荘園整理令と王権
第九章 長寛勘文にあらわれた荘園整理令
第一〇章 荘園整理令にみる政治秩序意識
第?部 都鄙間交通と地方支配
第一一章 在原業平伝説
第一二章 前九年合戦と安倍氏
第一三章 安倍氏と鳥海柵
第一四章 受領層の旅
終 章 平安時代の政治秩序意識
戸川 点[トガワ トモル]
著・文・その他
内容説明
律令制の変質以降、四百年持続した平安時代の支配のあり様について、受領層の統制などに言及しながら、その過渡期国家の特質を当時の「政治意識」を探りつつ描出する。
目次
問題の所在
第1部 平安貴族社会の儀礼と秩序(曲水宴の政治文化;院政期の大学寮と学問状況;釈奠における三牲 ほか)
第2部 荘園整理令と政治秩序意識(一一世紀中期の荘園整理令について;寛治七年荘園整理令の再検討;荘園整理令と王権 ほか)
第3部 都鄙間交通と地方支配(在原業平伝説;前九年合戦と安倍氏;安倍氏と鳥海柵 ほか)
平安時代の政治秩序意識
著者等紹介
戸川点[トガワトモル]
1958年東京都に生まれる。1985年上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程中退、都立高校教諭、副校長を経て現職。この間NHK教育テレビ高校講座「日本史」講師などを務める。現在、拓殖大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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