出版社内容情報
阪口 英毅[サカグチ ヒデキ]
著・文・その他
内容説明
古墳時代の軍事力と、時代の先端技術の水準とを如実に示す金属製甲冑を対象に据え、型式学的研究の詳細な積み重ねによって当時の甲冑生産を復元し、生産体制の具体相と技術の実相に迫る。
目次
第1部 甲冑研究の枠組(甲冑副葬の意義;系譜論;型式論・編年論;政策工程論)
第2部 革綴短甲生産の展開(鉄製短甲の出現;帯金式短甲の成立;帯金革綴短甲の変遷と特質)
第3部 革綴短甲生産体制の評価(鋲留技法導入期の評価;革綴短甲生産の展開と特質)
著者等紹介
阪口英毅[サカグチヒデキ]
1971年和歌山県橋本市生まれ。1999年京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1999年京都大学埋蔵文化財研究センター助手。2001年京都大学大学院文学研究科助手。現在、京都大学大学院文学研究科助教。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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