出版社内容情報
低湿地に多種多様な遺物が埋没することから縄文のタイムカプセルと呼ばれる本遺跡について、豊富な写真と図版を用いて平易に解説する
第1章 鳥浜貝塚の概要
第2章 鳥浜貝塚の特性
第3章 調査の経過
第4章 発掘成果1:遺構
第5章 発掘成果2:遺物
第6章 遺跡の現在
小島 秀彰[コジマ ヒデアキ]
若狭三方縄文博物館学芸員
内容説明
若狭町の三方湖付近に所在する縄文時代草創期~前期を中心に営まれた拠点集落遺跡。貝塚は海抜0m以下の低湿地に広がり、多種多様な遺物が良好な保存状態で遺存していた。さまざまな模様が描かれた漆製品や、杉をくりぬいて作られた丸木舟の出土は各メディアで大きく報じられ、1376点に及ぶ出土遺物が国の重要文化財に指定されている。「地域の個性をあらわすシンボル」「未来を見通す望遠鏡」である遺跡の過去・現在・未来を、最新の発掘データをふまえ、1冊に凝縮。
目次
第1章 鳥浜貝塚の概要
第2章 鳥浜貝塚の特性
第3章 調査の経過
第4章 発掘成果1:遺構
第5章 発掘成果2:遺物
第6章 遺跡の現在
著者等紹介
小島秀彰[コジマヒデアキ]
1975年、千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科考古学専修卒業・早稲田大学大学院文学研究科史学(考古学)専攻修士課程修了。現在、若狭町歴史文化課若狭三方縄文博物館学芸員(主査)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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