出版社内容情報
三つの概念を自在に操り、南北朝から戦国期の250年を一大転換期であると論証。遠江の井伊直虎を軸に平明な文体で大胆に描く野心作
第?部 「文明史的転換」としての南北朝動乱
第一章 歴史の転換期をどこにみるか?
第二章 遠江の南北朝動乱――井伊氏とは何者か――
第三章 遠江の?自然? と ?文明?――文明社会への始動――
第?部 ?文明?の形成期としての戦国時代
第一章 十五世紀の平地民のくらし――蒲御厨の場合――
第二章 遠江の戦国時代――三方原の戦いの歴史的意味――
第三章 井伊直虎――転換期を切り拓いた女性――
夏目 琢史[ナツメ タクミ]
一橋大学助教
内容説明
三つの概念を自在に操り、南北朝から戦国期の250年を日本史の一大転換期であると論証。遠江の井伊直虎を軸に平明な文体で大胆に描く野心作。
目次
第1部 「文明史的転換」としての南北朝動乱(歴史の転換期をどこにみるか?;遠江の南北朝動乱―井伊氏とは何者か;遠江の“自然”と“文明”―文明社会への始動)
第2部 “文明”の形成期としての戦国時代(十五世紀の平地民のくらし―蒲御厨の場合;遠江の戦国時代―三方ケ原の戦いの歴史的意味;井伊直虎―転換期を切り拓いた女性)
著者等紹介
夏目琢史[ナツメタクミ]
1985年、静岡県浜松市生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。現在、一橋大学附属図書館助教。公益財団法人徳川記念財団特別研究員、井の国歴史懇話会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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