出版社内容情報
宮廷社会の維持を目的とした儀式の本質を、律令制崩壊から平安貴族社会までの包括的な実証で解明。新たな平安時代像の構築を試みる。
第一章 律令国家と儀式
第二章 冬至と朔旦冬至
第三章 弘仁期の儀式と『内裏式』
第四章 『儀式』の篇目配列
第五章 紫宸殿と節会
第六章 九世紀の儀式と天皇
第七章 平安初期の成選擬階儀
第八章 平安宮の大庭と儀式
第九章 平安時代の摂政と儀式
第十章 大臣大饗の成立
第十一章 任大臣大饗の成立と意義
第十二章 平安貴族社会と儀式
神谷 正昌[カミヤ マサヨシ]
豊島岡女子学園高校教諭
内容説明
天皇を頂点とする宮廷社会の維持・強化を目的とした古代の儀式における歴史的特質を、当該社会の変容と関連づけながら明らかにし、律令制の崩壊から平安貴族社会への移行と官僚機構の確立期までを、精密な実証によって論証。新たな平安時代像の構築を試みる。
目次
第1章 律令国家と儀式
第2章 冬至と朔旦冬至
第3章 弘仁期の儀式と『内裏式』
第4章 『儀式』の篇目配列
第5章 紫宸殿と節会
第6章 九世紀の儀式と天皇
第7章 平安初期の成選擬階儀
第8章 平安宮の大庭と儀式
第9章 平安時代の摂政と儀式
第10章 大臣大饗の成立
第11章 任大臣大饗の成立と意義
第12章 平安貴族社会と儀式
著者等紹介
神谷正昌[カミヤマサヨシ]
1963年千葉県に生まれる。1986年早稲田大学第一文学部史学科卒業。1992年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期単位取得退学。現在、豊島岡女子学園高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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