内容説明
保育・教育の場で、子どもの通じ合う力は、今どんな課題を抱えているのか。通じ合うことの本当の意味を、どう考え、取り戻していけばよいのか。好評の初版を全面的に改訂した保育者・教師必読の書。
目次
はじめに 子どもたちをめぐる“いま”に立ち会うために―臨床コミュニケーション論という視点
第1章 現代社会における大人‐子ども関係
第2章 子育てで何が起きているか―保育・育児の現場をめぐる臨床コミュニケーション論
第3章 学校における教師‐子ども関係―教育の現場をめぐる臨床コミュニケーション論
第4章 「気になる子ども」の理解と心理臨床―障がいをめぐる臨床コミュニケーション論
第5章 子どもの心の問題にどう関わるか
著者等紹介
肥後功一[ヒゴコウイチ]
1958年北九州市門司区生まれ。1983年早稲田大学大学院文学研究科博士前期課程心理学専攻修了。伊豆韮山温泉病院言語療法士、国立特殊教育総合研究所(当時)研究員を経て2003年4月より島根大学教育学部教授。2012~14年度は同大学理事・副学長(教育・学生担当)を務める。専門は教育臨床心理学、発達臨床心理学。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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