出版社内容情報
列島の国家形成過程において、また人類史の中の一局面として、古墳時代を多角的な視点から大胆に展望し、その全体像を提示。
内容説明
近年の新しい資料と研究動向を的確に見据えて古墳時代研究の到達点を総括し、気鋭の研究者の論考により展望する。
目次
1 国家形成過程の中の古墳時代(古墳時代と国家形成;集落と古墳時代社会;前方後円墳体制論の再検討;政権交替論の現状と展望;国家形成と軍事;古墳の消滅とその背景;文献学から見た古墳時代―古墳時代における政治の様式)
2 世界から見た日本の古墳時代像(韓国から見た古墳時代像;中国から見た古墳時代像;エジプトから見た古墳時代像;西ヨーロッパから見た古墳時代像―原史時代大陸モニュメントとの比較を通じて;北アメリカから見た古墳時代考古学;北アメリカから見た古墳時代考古学;古代アンデス文明におけるモニュメントと社会)
著者等紹介
一瀬和夫[イチノセカズオ]
1957年生。京都橘大学教授
福永伸哉[フクナガシンヤ]
1959年生。大阪大学大学院教授
北條芳隆[ホウジョウヨシタカ]
1960年生。東海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 電子書籍
- スラッガー - 2017年7月号