内容説明
建築考古学の第一線で活躍する著者が、縄文期から近世に及ぶ種々の遺構を綿密に検討し、かつてそこに存在したであろう建築物の再現に挑んだ数々の研究成果を一書にまとめ、熱い思いとともにその真価を世に問う。
目次
序 建築考古学への途
第1章 倭人伝の建築世界
第2章 竪穴住居の空間と構造
第3章 歴史時代の建築考古学
第4章 建築考古学と史跡整備
終章 スコットランドの寒い夏―結にかえて
著者等紹介
浅川滋男[アサカワシゲオ]
1956年鳥取県に生まれる。1979年京都大学工学部建築第2学科卒業。1987年奈良国立文化財研究所入所(~2001年)。1994年京都大学大学院人間・環境学研究科併任助教授(~2001年)。2001年鳥取環境大学環境情報学部環境デザイン学科教授。2012年公立大学法人鳥取環境大学環境学部環境学科教授(学部学科改組)。工学博士(京都大学)、木造建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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