内容説明
「その人を恋し結ばれる『自由』が一切禁じられ、それを犯した場合、自らの死でその罪を裁かれた」近世の男女関係、すなわち不義密通をめぐる社会のありよう、また現代にもつながる往時の性民俗を追究し、混沌とした現代の性愛状況解読の鍵を探求する。
目次
第1部 不義密通の世界(公刑と密通仕置;妻敵討;相対死・強姦・老いらくの恋;さまざまな性の世界;性の自由化へ)
第2部 近世の性民俗と思想(よばい・初夜権・乱婚;性愛と性器信仰;近代的恋愛のゆくえ)
著者等紹介
森山豊明[モリヤマトヨアキ]
1954年青森県に生まれる。1977年弘前大学教育学部卒業。県立高等学校教諭(在職34年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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