内容説明
まだ仏教思想の影響を受けていない頃の日本列島の死後世界観を問うために、沖縄の島々を訪れて民俗資料を精緻に分析し、島で暮らす中で醸成された死生観の本質を探る。
目次
序章 研究の方向と沖縄民俗モノグラフィー
第1章 中城湾をめぐる島(1)―津堅島の民俗から
第2章 中城湾をめぐる島(2)―久高島の民俗から
第3章 池間島の民俗から
第4章 多良間島の民俗から
第5章 竹富島の民俗から
第6章 シマに生きること―シマを貫く普遍性と原理性
著者等紹介
泉武[イズミタケシ]
1951年、奈良県生まれ。立命館大学文学部卒業。現在、奈良県立橿原考古学研究所共同研究員、NPO法人沖縄伝承話資料センター会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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