内容説明
日本で現在世界文化遺産とされている11カ所のすべてを訪れ、それぞれの歴史的意味、現在の景観等について、豊富なカラー写真とともに丁寧に紹介。世界遺産の日本側関係者として成立の経緯や指定の条件等についても解説。急逝した著者の絶作。
目次
1章 世界遺産とは
2章 世界遺産成立の背景
3章 日本の世界遺産
4章 法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、厳島神社
5章 古都京都の文化財
6章 古都奈良の文化財
7章 日光の社寺、白川郷・五箇山の合掌造り集落、紀伊山地の霊場と参詣道
8章 原爆ドーム、石見銀山遺産とその文化的景観、琉球王国のグスクおよび関連遺産群
著者等紹介
藤本強[フジモトツヨシ]
1936年東京都生まれ。1959年東京大学文学部考古学科卒業。同大学院(博士課程中退)、助手、助教授(北海文化研究常呂実習施設勤務)を経て、1985年~1997年東京大学教授。(東京大学名誉教授)1997年~2002年新潟大学教授。2002~2007年國學院大學教授。2010年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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